今週、洗い物をしていると、お兄ちゃんが慌てて走ってきました。
「大変だ!ももちゃんがママ~って言ってる!!」
「ええっ!?本当!?」
まだ8ヵ月だけど…本当に!?
お兄ちゃんが最初に撮影した、その時の映像がコチラです。
ううーん、違うのよね~
でも、可愛いよねっ!
確かにカワイイっ(^-^)
それに「まんまんま~」という発声は今までなかったので、貴重な動画となりました!
喃語(なんご)とは?赤ちゃんの言葉の世界
喃語とは、赤ちゃんが、はっきりとした言葉を喋る前に話す言葉のことです。
主にバブバブ、マンマンマンなどのような言葉をよく言うようになります。
1歳前後で喃語が少なかったりすると自閉症なのではないか、などと心配になりますよね。
でも発達は千差万別。喃語を育てて言葉に育てるママの関わり方・育て方についてお話します。
生後2~3か月 喃語が出る前の赤ちゃんの言葉
赤ちゃんが生後2~3ケ月すると、機嫌の良いときに、「あー」「うー」などの声を出すことをクーイングといいます。
喃語は、母音で作られ、舌を使わない音で、子どもは最初に、母音を発声します。
ハンドリガードをしながら「うー」とか言われると、可愛くてたまりませんよね!
是非記念に動画を撮影してあげて下さいね!
生後4~5か月 母音を繋げるように!
生後4カ月ごろになると、クーイングを繋げたような、「あーあー」「あーうー」といった喃語を発します。
5か月目くらいに入ると、母音だけでなく「ぶー」とか「だー」といった子音を含む喃語もしゃべるようになりますよ。
この時も、自分が発した音で遊んでいるだけで、言葉自体に意味はありません。残念ですが(^-^)
生後6~7か月 音を連続でつなげた喃語が出てきます
生後6~7か月に入ると、さらに音で遊ぶようになります。
「ぶーぶーぶー」とか「まんまんま~」と言った、同じ音を続けて出すようになるんですね。
中でも「まんまんま~」はとても発声しやすく、多くの赤ちゃんは最初にこの音を出します。
簡単な理由はとてもシンプル。
まず「あー」と発声してみて下さい。
そして「あー」と言いながら口をパクパクしてみましょう。
すると・・・あら不思議。「まんまんま~」となりますよね?
このように、赤ちゃんは口を動かすことで面白い音が出ているのを楽しんでいるのです。
ももちゃんはまさに今このタイミングですね!
生後10か月くらいから、初語が出るように!
生後10ケ月頃からは、喃語が少なくなって、身振り、手振りになったり、喃語が初めての言葉「初語」に変わったりします。
初語は、「ママ」「パパ」などが多く、車を「ブーブ」と言うなどの幼児語を話すようになります。
誰かが来たら「あ」と言ってママの顔を見たり、欲しいものに手が届かないときは「あ」や「ん」などと言ってほしいものを指差したり、手を動かしたりしますよ!
喃語を増やして、言葉につなげる接し方
喃語が少ないな、と思ったら、赤ちゃんの言葉に耳を傾ける時間を多くしましょう。
赤ちゃんが、機嫌よく喃語を言っているときに、笑顔でうなずいて、まねして言う。
そんな風に、ママやパパが赤ちゃんの喃語の世界に入っていくと、喃語が増えていくのです。
特にマネするのは大事で、赤ちゃんが喃語を発したくなる理由になります。
「通じた!」と感じるんでしょうね(^-^)
言葉が出ない・遅い子には、 最初は、音を楽しめて、簡単に発音できる言葉から教えましょう。
滑り台を滑る「シュー」や車の通る音の「ブーブ―」などが良いでしょう。
そして、一緒に楽しく発音することが大切です。
外で遊べるようになったら、赤ちゃんが滑り台を滑っているときに楽しそうに抑揚をつけて、また車が通るところを見ながら「あ、大きい車がきたよ!!”ブーブ―”」、 車のおもちゃで赤ちゃんと遊びながら「車がきたよ”ブーブ―”、あ、ぶつかっちゃう”ガッチャーン”、”ドカーン”」と一緒に楽しむのが良いですね。
楽しいことをよくまねしますので、親子で盛り上げて楽しんでいくと良いですよ。