子育ての話

赤ちゃんと犬は仲良く暮らせる?ワンちゃんと同居時の注意点

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犬を飼っているご家庭で、赤ちゃんが生まれた時、ちゃんと一緒に生活できるか不安になる人もいます。

中には赤ちゃんが生まれたことを理由に、犬を捨てる人もいるとか。

赤ちゃんも犬も大事な家族。捨てるなんて絶対やめて欲しいですよね。

 

でも、赤ちゃんと犬が仲良く暮らせるかどうか不安に思うのもわかります。

 

そこで、今回は我が家のケースを事例に、赤ちゃんと犬が仲良く暮らせる方法をお伝えします。

 

犬は基本的に赤ちゃんが苦手

我が家にも犬がいます。

ノーフォークテリア♂11歳。ちょっとおじいちゃんです(笑)

お兄ちゃんが3歳の時に我が家にやってきて、以来仲良く暮らしています。

お兄ちゃんの小さい時は、犬との写真でいっぱい。

でも、この時はワンちゃんも小さく、お兄ちゃんもまあまあ3歳だったので、上下関係ははっきりしてましたし、そんなに問題にはなりませんでした。

しかし今回は、ワンちゃんが長く暮らした家に、新しく赤ちゃんが来るというシチュエーション。

果たして、ワンちゃんはちゃんと迎えてくれるのでしょうか…。

 

まず最初に言っておきますが、ワンちゃんは基本的に赤ちゃんが苦手です。

もそもそ動くし、急に大声を出したりするし、ちょっと大きくなると捕まえようとするし。

予測不能の急激な動きに、つい「ガーッ」となってしまうワンちゃんもいます。

 

我が家のワンちゃんは…

最初にももちゃんが家に来た時、興奮しまくって私の周りを周って吠えまくりました。

「何それ?」「何で僕じゃなくそっちを構うの?」と言った感じです。

 

でも、私やパパがじっくり教え込みました。

「待て」をさせながら赤ちゃんを認識させたり、舐めようと近づいたら「コラ!」と叱ったり。

その結果、1ヵ月もたたないうちに赤ちゃんは大事なんだ、と認識させることができました。

ももちゃんがずりばいするようになっても、興奮したりしません。

ももちゃんがワンちゃんを撫でようとしても、興奮しません。

こんなふうに(笑)↓

なんとまあガマン強いワンちゃんになったことか…(笑)

そして、ももちゃんの悪そうな嬉しそうな顔!

今ではとっても仲良しです。

 

ただ、それでもももちゃんの予測不能な動きは時々イラっとするらしく、この前急に隣でくつろいでいたワンちゃんの背中の毛をガシッと掴んだ時は、思わず「ガウッ」と唸り声をあげていました。

安心しきらず、目を離さないということも大事ですね。

 

赤ちゃんと犬が同居するメリットとデメリット

実は、赤ちゃんとワンちゃんが同居すると、大きなメリットがあるんです。

赤ちゃんの免疫力アップが期待できる

赤ちゃんの頃から犬と一緒に生活していると、喘息やアレルギー、アトピー性皮膚炎を起こしにくいという研究結果があります。

逆に衛生面に気を付けすぎて、雑菌の一つもないところで育てられた赤ちゃんは、免疫力が低いことも。

フィンランドの Kupio大学病院の小児科医による研究の結果、犬を飼っている家庭の子どもはそうでない子どもに比べて、風邪を引くことが少ないということも分かりました。

 

実際床を動き回っていますが、どんなに綺麗にしていてもワンちゃんの毛とかはゼロにはできません。

ウチは部屋犬なので凶悪な雑菌は持っていないこともあり、いい免疫力アップ効果が見込めそうです。

 

命の大切さを学ぶことが出来る

ももちゃんはまだ7ヵ月なのでよく分かっていないと思いますが、もう少し成長したら命の大切さに気が付くはずです。

犬は愛情深い生き物。赤ちゃんも家族とわかれば大切にします。

実際ナニードッグといって、子守をしてくれる犬もいるくらいです。

ワンちゃんの愛情をいっぱい受けて育った子は、優しい子になってくれるでしょう。

 

そして、どうしたってワンちゃんの方が先に亡くなります。

これは寿命でもあり、変えられない未来です。

いっぱい愛されて、いっぱい愛したワンちゃんとの別れは、いろんな事を学ばせてくれるでしょう。

 

兄妹のように、親友のようになる

ももちゃんには本当のお兄ちゃんもいますが、ワンちゃんはそれとはまた別の、兄妹みたいな、そして親友のような存在。

今でもももちゃんはワンちゃんのことが大好きです。

ワンちゃんがソファでくつろいでいると、興味津々で覗き込みます。

「ん?」と気付いて、「相手してあげようかな~」と悩むワンちゃん。

心がほっこりする一枚です。

で、「おーい」と呼びかけると…

2人とも嬉しそうに振り向いてくれます。

これなんか、本当に親友みたい(^-^)

仲良しの2人です!

 

とはいってもデメリットもある

ウチのワンちゃんは、うまく溶け込みましたが、うまく行かないケースもあります。

そこは飼い主さんが頑張って教え込んだり、変わらぬ愛情を注ぐしかありません。

おおまかにデメリットとしては

  • 感染症を引き起こす可能性もある
  • 犬が馴染めずストレスを抱える場合も
  • 甘噛みで怪我する場合も

などが考えられます。

ただ、ちゃんとワクチン接種をして部屋もキレイにしておけば大丈夫ですし、きちんとワンちゃんを(赤ちゃんも)しつけられれば、おおきなデメリットにはならないのではないでしょうか。

 

さいごに

幸なことに、ウチのももちゃんとワンちゃんは、仲良しになってくれました。

時々うっかりペロっとしてしまったり、ももちゃんの乱暴に「ガウ!」と教育的指導が入るケースもありますが、甘噛みしたりはしませんし、ももちゃんも犬のことが大好きです。

ハイハイ出来るようになった今、触りたいときはとんでもないスピードで進撃していきます。

さすがにワンちゃんもちょっとビックリしますが…(笑)

 

きっとこれからも仲良しで、良い遊び相手になってくれるはずです。

ワンちゃんと赤ちゃんの同居生活、良いですよ~!

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