昨日はいとこの子供の誕生日パーティが実家であったので、参加してきました。
小学校4年生のお姉ちゃんには「すみっこ暮らし」のステーショナリーセットを。
小学校1年生の弟くんには「ローラーブレード」をプレゼント。
とっても喜んでくれました!
しかし、一緒に連れて行ったももちゃんは人が多いせいか、見知らぬ場所だからか終始泣きっぱなし。
ええ~どうして~?
お盆に関西に行った時は全く動じてなかったのに~??
私が抱っこしても、パパが抱っこしても全く泣き止まず。
果てはおっぱい作戦で、ちょっと寝たけど、またすぐ起きて泣いちゃうという…
それで、気が付きました。
これが、場所見知り!?
そこで、今後の為にも場所見知りについて正しい情報と対策を調べてみました。
場所見知りとは?
初めての場所や自宅とは環境の違う場所に行った際に、怖がってしまい、表情が硬くなったまま動かなくなったり、泣いてママから離れなくなる症状です。
『指しゃぶり』などの行動によって、自身の不安を和らげようとする子もいますが、いずれにせよ普段とは異なる行動を取ってママをビックリさせてしまいます。
赤ちゃんは環境の変化を敏感に感じとります。
例えばにおい、例えば音。
その場の雰囲気などの環境の違いを察知して、不安を感じて泣き出してしまうのです。
最近は子育てママの間で「ギャン泣き」という言葉が流行っていますが、これは制御が効かず泣き続ける様子を示した言葉。
場所見知りの時は、まさにこの「ギャン泣き」状態になるので、困り果ててしまうことが多いのです。
場所見知りはいつからいつまで?
場所見知りが始まるのは、一般的に生後6か月くらいからと言われています。
ただ、個人差も大きいそうです。
元々の性格や家族構成など、周りの環境に左右されるので、全く場所見知りしない赤ちゃんもいます。
ももはまだ5ヵ月ですが、昨日から始まりました(汗)
そして場所見知りは一般的に2~3歳頃まで続くと言われています。
年中から幼稚園に入るなど、環境の変化が遅めだった子は、もっと遅くまで続く可能性があるそうです。
場所見知りの原因とは?
小さな赤ちゃんにとって、見知らぬ場所はどう感じるものなのでしょうか?
赤ちゃんの場所見知りの代表的な原因を、調べてみました。
慣れない場所で不安に感じている
ずっとママと一緒に自宅で過ごしてきた赤ちゃん。
しかし慣れ親しんだ場所ではない所に急に行くと、まだ順応できていないため不安を感じてしまいます。
大人でも海外の見知らぬ街に急に一人で行ったら不安に感じますよね?
赤ちゃんだって、いつもの家と違う環境に急に連れてこられたら、それ以上の不安を感じ、場所見知りの原因となるのです。
ママの不安や焦りが伝わる
「泣かずに過ごせるかな」「大泣きしてしまったらどうしよう」など、赤ちゃんとのお出かけに緊張してしまうママは多いですよね。
そうしたママの緊張や不安が、実は赤ちゃんにも伝わってしまい、結果場所見知りへと繋がっていくことがあります。
また、逆に気持ちが他の人に移ってしまい赤ちゃんに向かなくなると、これもまた場所見知りの原因になることも。
赤ちゃんはママと一心同体。ママの気をひくために泣いている可能性もあるのです。
にぎやか過ぎてビックリしている
赤ちゃんは音に敏感です。
ももちゃんも、犬が「ワン」と軽く吠えるだけでビクっとして、泣き出してしまいます。
しかもデパートや親せきが集まる実家など、いつもと違う場所では、いつもと違う音が響き渡ります。
この音が、赤ちゃんの場所見知りを誘発しているのです。
赤ちゃんの気質による
初めて訪れた場所でも、いろいろなことに興味を持つ好奇心旺盛な赤ちゃんがいる反面、何事にも慎重で臆病な赤ちゃんもいます。
そんな気質を持った赤ちゃんは、すぐに不安を感じて場所見知りしてしまいます。
赤ちゃんであっても、それぞれに「気質」と呼ばれる生まれ持った特性があるため、気質が影響して場所見知りしやすくなることがあるんです。
場所見知りをした時の対策
場所見知りは赤ちゃんによっては「あるもの」です。
無くすことは出来ない以上、何か軽減する方法が欲しいと思いませんか?
そこで、次のような3つの対策法をご紹介します。
ママがしっかり抱っこする
ママがしっかり抱っこしてあげることで、赤ちゃんは守られていることを実感するはずです。
それでも、どうしても泣き止まないときには、赤ちゃんに優しく話かけてあげるといいでしょう。
「大丈夫よ」「安心してね」などと声をかけられると、「ここは危険な場所ではないんだ」ということが分かって、安心することができます。
すぐには理解できないかもしれませんが、繰り返すことで場所見知りを軽減させることが可能となります。
ビニール袋をガサガサする
ビニール袋をガサガサする音は、赤ちゃんをが大好きな音。
普段と違う騒音にストレスを感じていた赤ちゃんの興味を引き、意識を背ける効果を期待することが出来ます。
時には大好きな音で機嫌が直る場合も。
外出時には常にビニール袋を持参し、泣いてしまう前からビニール袋であやしておくと大泣きを回避しやすくなるでしょう。
また、最近は握るとビニール音がするおもちゃも売っているので、一つ買っておくと安心です。
外に出る、あるいは外の景色を見せる
室内や電車、バスなどの車内で大泣きされてしまった場合には、外の景色を見せるのがおすすめ。
外に出られるようであれば、一度外に出てお日様の光を当ててあげましょう。突然視界が明るくなって赤ちゃんの気分が切り替わることがあります。
電車やバスの場合、通り過ぎていく景色に興味を示すことが多いそうですよ。
動くものを目で追う赤ちゃんだからこそ使えるテクニックなんです。
ももの場合、パパが外の景色を見せてゆらゆらしている時は、気分がまぎれるのか泣き止んでました。
「そんなんじゃ騙されないからねっ!」
と言わんばかりに、すぐにまた泣き出してはいましたが…(汗)
場所見知りのステキな味方…宅配サービス!
日々の買い物をするたびにギャン泣きされると、へとへとになってしまいますよね?
スーパーは普段と違って雑音だらけ。場所見知りになりやすい場所です。
そんな時は、ぜひ宅配サービスを選んでみて下さい。
割高なのかな?と思って避けている方も多いようですが、実は荷物の運搬や場所見知りの子を抱えて買い物をすることを考えると、はるかに便利でリーズナブルです。
実際宅配に変えてからママのストレスが減って笑顔が増えたという話も多いです。
最近では離乳食セットなどを含んだセットも販売されていて、本当に便利ですよ!
場所見知りは成長の証
赤ちゃんの場所見知りはママを困らせてしまいますが、実は赤ちゃんなら誰でも一度は通る道。
赤ちゃんは成長することで、普段自分が過ごしている場所との違いに戸惑って、始めて訪れた場所に対して警戒心や不安を感じるようになるのです。
その意味では、場所見知りが激しいという赤ちゃんは、「観察力が優れている」という特性を持っているのです。
色んな状況を見て、何かを感じ取る能力が高いともいえますね。
赤ちゃんが場所見知りをした場合、ママは無理に慣れさせる必要はありません。
赤ちゃんの不安が自然に解けるまで、心に余裕をもって見守ってあげるようにするといいですね。