2か月を過ぎたころから、この写真のように高々と手を上にあげて見つめる仕草が増えました。
両手をグーにして、右手は腰のあたりに。左手は高々と上に。
真正面から見ると、空手の「正拳突き」そのもの(笑)
スマホ内には、この正拳突き写真が増え続けています~
でも、何でこんなポーズを取るようになったのでしょうか??
ちょっと気になったので調べてみたら、「ハンドリガード」と呼ばれる行為であることがわかりました。
しかも、生後2~3か月の時のわずかな期間しか現れない現象だそうで、「貴重なシーン」なんだとか。
ううーむ、そんなにレアなポーズだったとは。。
今回はそんなハンドリガードについて、テイクノートしておこうと思います。
ハンドリガードとは?
改めて、ハンドリガードについてメモしてみます。
ハンドリガードとは、「ハンド=手」を「リガード=じっと見る」という意味で、自分の握った手をじっと見つめる行為なんだそうです。
自分の手に何でそんなに興味があるの?って思ったら、意外な事実が…!
赤ちゃんは、自分の肉体を認識できていないと考えられています。(納得できますよね!)
なので、自分の手も「急に自分の視界に入ってくる謎の物体」なんです。
あれ?何だこれ?何で目の前にあるのかな~?
そんな感じでじーっと見つめている、と理解されているのが、ハンドリガードなんですね。
ハンドリガードという行為は、目の前に動いている物体が自分の手であり、それを動かしているのが自分であることを発見した証だとも言えます。
脳が発達してきたことで、自分の指令で手を動かせることを無意識のうちに認識した、とも言えますね。
しかも、自分の手だけではなく、足を掴んだり、口に入れたりする行為もあるらしく、それは「フットリガード」と言われているんだそうです。
ウチの子はやってませんが、体の柔らかい赤ちゃんならではの行為なんですね~
ハンドリガードをやる時期
最初にメモしたように、ハンドリガードは生後2~3か月から始まり、1~2か月で終わってしまうのが一般的だそうです。
ただ、これは個人差があって、「6か月目でようやくやった」という話もあるので、時期の早い遅いはあまり気にしなくていいそうです。
ハンドリガードは「グー」の場合が多いそうですが、中にはグーにしていた手をパーにしてみたり、変わった形にしてみたりといろんなバージョンがあるそうです。
目の前の自分の手を、様々な形で眺めて楽しんでいるのでしょうね。
そう、ハンドリガードは赤ちゃんにとって生まれて初めての大発見!なのです。
利き手はハンドリガードで決まるって本当?
調べていくと、利き手はハンドリガードをする手で決まる、という話もありました。
…ということは、ウチの娘は左利き?
じゃ、何かスポーツとかさせたらいいかな!?
なんて思っていたのですが、どうやらこれは間違いだそうです。
利き手の研究はまだ続いていて結論は出ていないのですが、現在最も有力とされているのは、アメリカの小児科医で発達心理学者でもあるアーノルド・ゲゼル氏の論文で、右手や左手を試行錯誤しながら使っていき、だいたい4歳くらいで固定される、というものです。
利き手は遺伝なのかな、なんて思っていましたが案外そうでもないんですね~
ハンドリガードをしなかったら自閉症の疑いがある?
ハンドリガードをしなかったら、自閉症や発達障害の疑いがある、なんてことがまことしやかに書かれています。
ですが、これも嘘のようです。
赤ちゃんの発達の時期は、まさに十人十色。
ハンドリガードをしなかった子もいるし、延々とやっていた、なんて子もいます。
ハンドリガードは、脳と体の発達の証でもあるので、ハンドリガードをしないことで不安になる親もいるようです。
しかし、自閉症や発達障害の傾向がみられるのは、1歳半くらいからという話もあるので、ハンドリガードの有無だけでそんなに心配することはないそうです。
それでもどうしても気になる方は、専門医に見てもらって不安を取り除くことがいいと思います。
次はどんな成長を見せてくれるのか?
自分の手をじーっと見つめるハンドリガード、とても可愛いですよね~
次はどんな成長を見せてくれるのか、楽しみです。
息子はハイハイやつかまり立ちも早かったのですが、この子はどうかな…?
ハイハイするようになってきたら、リビングの尖ってる部分を全部タオルとかで隠さなきゃですね!